中国茶 〜黒茶〜
後発酵茶
熟成するほど味わい深くなるヴィンテージ茶
プーアル茶に代表される黒茶。
日本ではダイエット茶として有名です。
生の茶葉を積み上げて微生物や細菌を繁殖させる、渥堆という後発酵が特徴。
それだけに保存状態が味に大きく左右します。
数十年も上手に熟成されたものは希少価値があり、珍重されています。
脂肪を分解して消化を助ける働きがあるので食後にゆっくり味わうのがおすすめです。
中国黒茶の製法
黒茶 採摘・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・揉捻・・・・・渥堆・・・・・復揉・・・・・乾燥
殺青 | ・・・ | (緑茶・青茶・黄茶・黒茶) |
摘んだ茶葉はすぐに発酵をしはじめてしまうので炒熱を加えることで茶葉の発酵をとめます。 | ||
紅茶は完全発酵させるお茶なので殺青はしません。 |
||
揉捻 | ・・・ | (緑茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶) |
機械や手でもむ作業です。 | ||
ここで形作りながら味と香りをひきだします。 |
渥堆 | ・・・ | (黒茶のみ) |
水分を含んで湿った状態の茶葉を積み重ね、長時間置くことで微生物や細菌を繁殖させる工程です。 |
復揉 | ・・・ | (黒茶のみ) |
黒茶のみ行う2回目の揉捻(茶葉を手や機械で揉む作業)です。 |
乾燥 | ・・・ | 茶葉を乾燥させる作業です。 |
驚くほどのうま味に他のお茶にはない飲み心地を感じていただけると思います。
根強いファンが付くのも納得のお茶です。